動物との暮らしのはじまり(イヌ編)

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みなさんにとってペットとはどんな存在でしょうか?

時々イタズラしたり迷惑なこともするけれど、一緒にいるだけで多少のイヤなことも忘れさせてくれる、かけがえのない大切な存在。
きっとそんな感覚をお持ちの方が多いと思います。

そんな存在であるペットですが、もはや「ペット」と呼ぶのはしっくりきませんよね。
「家族」や「親友」、あるいは「子ども」といった感覚を持たれている方のほうが多いのではないでしょうか。

そんなペットですが、人と動物(ペット)の関係は時代とともに変化し続けています。
ひと昔、ふた昔前は、「番犬」や「ネズミ対策」など、どちらかというと実用的な目的で飼育している家庭が多かったわけですが、近年は室内飼いが増え、番犬として飼っているという方は明らかに減っています。ましてやネズミ対策で猫を飼っている家庭などほぼ存在しないでしょう。

ようやく本題ですが、犬や猫など、家畜ではない動物を飼う習慣って、いつからあるのか疑問に思ったことはありませんか?

どのように人が犬や猫を飼いはじめたかについては、さまざまな説があります。

今から数万年前、私たちの祖先がユーラシア大陸に進出した際にオオカミを飼いならした説、
もともと犬はオオカミと別の種として進化しており、生活圏が重なる過程で共同生活が始まった説、などがあります。
いずれにせよ、オオカミが現在の犬の祖先で、犬と人は1万年以上前から共同生活していたというのが通説です。

では、なぜ犬と人間が一緒に生活し始めたのでしょうか。

それは、犬の鋭い聴覚や嗅覚、狩りの能力などが人間にとって有益だったからです。

狩りのパートナーとしての役割はもちろん、夜間に危険が近づいた際は、感覚の鋭い犬が吠えることで、人は事前に危険を察知できました。
そして、農耕時代に入り、定住生活が始まるようになると、犬は家畜を追いやったり、まとめたりする統率力によって人の役に立ちました。
何千年、何万年も前から「番犬」、「猟犬」、「牧羊犬」として人間にとってかけがえのないパートナーだったのが「犬」です。

番犬、猟犬、牧羊犬など、それぞれの役割に最適に交配されてきた結果、いまや犬の種類はなんと343犬種存在するとされています(国際畜犬連盟: Fédération Cynologique Internationale: 略称FCIより)。とても覚えきれませんね(*_*)
それぞれの犬種の歴史については、今後少しずつブログに書いていきたいと思います。

では、「猫」はいったいどんな経緯で人と生活するようになったのでしょうか?

こちらも様々な説がありますが、あいまいで不確かな部分が多くはっきりしていません。
しかし、犬ほど実用的な理由ではなく、たまたま人間と猫の生活圏が重なり、人がエサを与え始めたことで共生が始まったとも言われています。

「飼い猫の歴史」については、また次回のブログで詳しくお話したいと思います(^ ^)